2進数の表現で、2の補数を使用する理由はどれか。
ア |
値が1のビットを数えることでビット誤りを検出できる。 |
イ |
減算を、負数の作成と加算処理で行うことができる。 |
ウ |
除算を、減算の組合せで行うことができる。 |
エ |
ビットの反転だけで、負数を求めることができる。 |
答え イ
【解説】
ア |
パリティの説明です。 |
イ |
2の補数の説明です。 |
ウ |
表現方法に関係なく、除算は減算の組合せで行うことができます。 |
エ |
1の補数の説明です。 |
【キーワード】
・2の補数
【キーワードの解説】
- 2の補数
2の補数はコンピュータの世界で負の数を表現として使われる方法です。
負の数を2の補数で表現する場合は、その数字の絶対値を2進数に変換し、その2進数の各けたの0・1を反転させ、それに1を加えることで求めることができます。
負の数から、その絶対値を求めるのも手順は同じです。
2の補数の場合、最上位ビットは符号になります。0ならば正の数、1ならば負の数です。
2の補数を使用するメリットは、加算処理で正・負を考えずに計算きることです。
もっと、「2の補数」について調べてみよう。
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