平成21年 秋期 応用情報技術者 午前 問28

コンピュータグラフィックスの要素技術に関する記述のうち、適切なものはどれか。

 ア  アンチエイリアシングは、周囲の画素との平均値演算などを施すことで、斜め線や曲線のギザギザを目立たなくする。
 イ  メタボールは、光の相互反射を利用して物体表面の光エネルギーを算出することで、表面の明るさを決定する。
 ウ  ラジオシティは、光源からの光線の経路を計算することで光の反射や透過などを表現し、物体の形状を描画する。
 エ  レイトレーシングは、物体を球やだ円体の集合として擬似的にモデル化する。


答え ア


解説

 ア  アンチエイリアシングの説明です。
 イ  ラジオシティ(radiosity)の説明です。
 ウ  レイトレーシング(ray tracing)の説明です。
 エ  メタボール(metaball)の説明です。


キーワード
・アンチエイリアシング

キーワードの解説
  • アンチエイリアシング(anti-aliasing)
    コンピュータグラフィックス(Computer Graphics、CG)の技術の一つで、周辺の画素との平均化演算などを行い斜線や曲線の斜めの部分のギザギザ(ジャギー)を目立たなくします。
    コンピュータグラフィックスで描く物体と背景の輪郭の色の変化を滑らかにすることでジャギーが目立たなくなり、見た目の違和感がなくなります。

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