平成21年 秋期 応用情報技術者 午前 問33

関係データベースにおいて、“注文”表から“商品”表への参照制約が設定されている場合の記述のうち、適切なものはどれか。

 ア  “商品”のタプルが存在すれば、それに対応する“注文”のタプルは存在する。
 イ  “商品”のタプルを“注文”のタプルはそれぞれ独立に存在する。
 ウ  “注文”のタプルが消滅すれば、それに対応するの“商品”タプルも消滅する。
 エ  “注文”のタプルが存在すれば、それに対応する“商品”のタプルは存在する。


答え エ


解説
“注文”表から“商品”表への参照制約が設定されているということは、“注文”表が“商品”表を参照しているため、“注文”表のタプルが存在すれば、それに対応する“商品”表のタプルが存在する(エ)という制約があります。
そのため、“商品”表のタプルを自由に削除することはできません。
また、“注文”表は対応する“商品”表のタプルが存在しないと追加できません。


キーワード
・参照制約

キーワードの解説
  • 参照制約
    データベースで表のレコードの追加や削除、変更を行うときは、他の表との参照関係について確認する必要があります。
    外部キーとして他の表のデータ項目を参照する場合、レコードの追加を行うときは、外部キーが存在することを確認する必要があります。
    また、外部キーとして参照されている場合、削除や変更を行うときは、参照している表に不整合が発生しないようにする必要があります。

もっと、「参照制約」について調べてみよう。

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