システム運用業務(オペレーション)に関するシステム監査証跡はどれか。
ア |
アプリケーションプログラムの仕様書 |
イ |
原始帳票の入力チェックを行うためのプルーフリストを出力するプログラム |
ウ |
出力情報のエラー状況に関する記録 |
エ |
プログラムの運用上のパフォーマンスに関するテスト結果 |
答え ウ
【解説】
ア |
プログラムの仕様書はシステム開発業務の監査証跡です。 |
イ |
プルーフリストを出力するプログラムはシステムを使った業務の監査証跡に使用します。 |
ウ |
システムのエラー状況に関する記録は、運用業務の監査証跡です。 |
エ |
パフォーマンスに関するテスト結果は、システムの性能の監査証跡になります。 |
【キーワード】
・監査証跡
・プルーフリスト
【キーワードの解説】
- 監査証跡
システム監査を行うために使用する、処理の内容について時系列で保存された記録(データ)のことです。
記録は処理の内容と結果を比較できるように、トランザクションのログと、情報資源のアクセスログを残すことが求められ、監査人はこの記録から情報システムの安全性や効率性、有効性などが十分に確保されているかを検証します。
- プルーフリスト(proof list)
データ処理を行うシステムで、データの入力作業が終わった段階で処理の本作業を始める前に、入力したデータの件数などを一覧表にしたものです。
入力データの照合や重複、紛失データの発見、修復等に使用します。
もっと、「監査証跡」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ
|