平成21年 秋期 ITサービスマネージャ 午前II 問18
プロジェクトの工程管理や進捗管理に使用されるガントチャートの特徴はどれか。
ア
各作業の開始時点と終了時点が一目で把握できる。
イ
各作業の前後関係が明確になり、クリティカルパスが把握できる。
ウ
各作業の余裕日数が容易に把握できる。
エ
各作業の要素を分解することによって、管理がしやすくなる。
答え ア
【
解説
】
ア
ガントチャートの説明です。
イ
PERT図(アローダイアグラム)の説明です。
ウ
PERT図(アローダイアグラム)の説明です。
エ
PERT図(アローダイアグラム)の説明です。
問題の選択肢の内容から考えると、工程管理(進捗管理)をするためには、PERT図のほうが有効そうに思えますが、現実の工程管理ではガントチャートが主流です。
PERT図は、プロジェクトの初期にクリティカルパス(所要日数を決定する経路)を求めるのに使う程度の場合が多いです。
【
キーワード
】
・ガントチャート
【
キーワードの解説
】
ガントチャート(Gantt chart)
縦軸に工程・人、横軸に時間を配置し、工程(人)ごとの開始日・終了日といった情報を結ぶ帯で表すグラフ。
工程に前後関係の関係がある場合には、それを示す補助線を引くこともある。
また、予定と実績を併記して、進捗状況を一目でわかるようにすることもある。
[ガントチャートの例]
(上が予定で、下が実績を示している。)
もっと、「ガントチャート」について調べてみよう。
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