業務中に受信した電子メールの添付文書をワープロソフトで開いたら、ワープロソフトが異常終了した。
受け取った電子メールがウイルスを含んでいた可能性が考えられる場合、適切な処置はどれか。
ア |
PCをネットワークから切り離した後、OSの再インストールをする。 |
イ |
PCをネットワークから切り離した後、速やかにシステム管理部門の担当者に連絡する。 |
ウ |
現象が再発するかどうか、必要ならワープロソフトを再インストールして現象を確かめる。 |
エ |
社員全員にウイルス発生の警告の電子メールを発信する。 |
答え イ
【解説】
ア |
OSの再インストールは、感染したコンピュータウイルスの種類や、感染経路、被害状況などを調べてからです。 |
イ |
説明のとおりシステム管理部門に連絡し、指示を仰ぎます。 |
ウ |
感染経路の調査は、システム管理部門で行います。 |
エ |
警告メールの発信は、システム管理部門で行います。 |
【キーワード】
・コンピュータウイルス
【キーワードの解説】
- コンピュータウイルス(computer virus)
コンピュータウイルスは、
- 自己伝染機能:自己の複製を他のシステムに感染を広げる機能
- 潜伏機能:特定の条件がそろうまで、活動を待機する機能
- 発病機能:データの破壊、システムを不安定にする、バックドアを作成するなどの機能
の、一つ以上の性質を持ったものを指します。
コンピュータウイルスの感染は、FDなどのメディアとメールの添付ファイル、インターネットからが多いです。
コンピュータウイルスを検出・駆除するためのソフトウェアをアンチウイルスソフトウェアといい、コンピュータウイルスの特徴(パターン)を記録したファイルと、コンピュータ内のファイルの照合(パターンマッチング)を行い検出します。
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