平成21年 春期 基本情報技術者 午前 問5

関数や手続を呼び出す際に、戻り番地や処理途中のデータを一時的に保存するのに適したデータ構造はどれか。

 ア  2分探索木  イ  キュー
 ウ  スタック  エ  双方向連結リスト


答え ウ


解説

 ア  2分探索木は、データを整列しながら追加、取り出しするのに適したデータ構造です。
 イ  キューは、待ち行列なので、到着順にデータを処理する時に適したデータ構造です。
 ウ  スタックは、処理途中のデータを一時的に保存するのに適したデータ構造です。
 エ  双方向連結リストは、前後のデータをたどることができるデータ構造で、両方向にデータの操作を行う場合に適しています。


キーワード
・キュー
・スタック

キーワードの解説
  • キュー
    一時的なデータの格納領域で、格納したのと同じ順でデータを取り出すことができます。
    (First-In First-Out、FIFO)
  • スタック
    一時的なデータの格納領域で、格納したのと逆の順でデータを取り出すことができます。
    (Last-In First-Out、LIFO)

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