平成21年 春期 基本情報技術者 午前 問35

トランザクションTはチェックポイント取得後に完了し、その後にシステム障害が発生した。
データベースをトランザクションTの終了直後の状態に戻すために用いられる復旧技法はどれか。
ここで、チェックポイントのほかに、トランザクションログが利用できるものとする。

 ア  2相ロック  イ  トランザクションスケジューリング
 ウ  ロールバック  エ  ロールフォワード


答え エ


解説
対象となるトランザクションTはチェックポイント取得後に完了しているので、チェックポイント時点までデータを戻した後、トランザクションTのトランザクションログの変更後の情報を使いロールフォーワード(エ)をしてトランザクションの終了後の状態に復旧します。


キーワード
・チェックポイント

キーワードの解説
  • チェックポイント(checkpoint)
    データベースの操作においてその時点のワークエリアのデータの状態をデータベースに登録(反映)させるために行う操作で、障害発生時には直前のチェックポイントまで復旧が可能になります。

もっと、「チェックポイント」について調べてみよう。

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