ある製品の開発に使用された組込みシステムの開発環境における維持管理に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア |
あまり使用されない開発環境においても、最新の開発環境に更新して維持管理する必要がある。 |
イ |
一度製品化した後は、再度その開発環境を必要とすることはないので、開発環境を保持する必要はない。 |
ウ |
開発環境は、使用頻度に関係なく、定期的に動作確認などを行って維持管理すべきである。 |
エ |
レンタル会社から借りた開発環境は、レンタル会社の責任でいつまでも保持される。 |
答え ウ
【解説】
ア |
いつ使用されるかわからないものを最新の状態に維持するのは、費用の面で難しいです。 |
イ |
製品化後も不具合の修正などで開発環境が必要になることがあるので、保持する必要がある。 |
ウ |
開発で使用する機材(計測器)には定期的な点検、動作確認を要するものもある。 |
エ |
レンタル会社は貸し出しの少ない機器は処分してしまいます。 |
【キーワード】
・組込みシステム
【キーワードの解説】
- 組込みシステム
特定の用途向けにハードウェアやソフトウェアを専用に設計、開発したシステムです。
専用のハードウェア、ソフトウェアなので拡張性はありませんが、機能や性能を効果的に実現しているためサイズやコストの面で有利なことが多いです。
また、専用なために不正アクセスやコンピュータウイルスなどの攻撃を受けにくいです。
組込みシステムでないシステムとは汎用的なPCやサーバがそうです。
もっと、「組込みシステム」について調べてみよう。
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