データベースシステムと業務アプリケーションが稼働しているサーバのOSのバージョンアップの案内が届いた。
バージョンアップを行うか否かの判断のうち、適切なものはどれか。
ア |
業務アプリケーションは長期間使用しているが、データベースシステムは比較的新しいので、OSとデータベースシステムの相性をチェックしバージョンアップをする。 |
イ |
今回のバージョンアップに伴い現在使用しているOSはサポート終了となるので、すぐにバージョンアップをする。 |
ウ |
データベースシステムは、OSのメーカーが提供するデータベース管理機能を使っているのでトラブルはないと判断し、業務アプリケーションとOSの関係を調査し、問題がなければバージョンアップをする。 |
エ |
バージョンアップされたOSでのデータベースシステムの稼働を確認した後に、業務アプリケーションの稼働を確認し、問題がなければバージョンアップをする。 |
答え エ
【解説】
ア |
OSのバージョンアップを行うときは、当該OS上で動作しているすべてのアプリケーションの動作確認を行う必要があります。 |
イ |
バージョンアップの必要性と動作しているアプリケーションへの影響を調査したうえでバージョンアップを行います。 |
ウ |
OSと同じメーカーのソフトウェア(データベース管理機能)であっても、動作確認を行ってからバージョンアップをします。 |
エ |
説明のとおり、データベースと業務アプリケーションの動作を確認したうえでバージョンアップを行います。 |
【キーワード】
・バージョンアップ
【キーワードの解説】
- バージョンアップ
稼働している多くのソフトウェアは潜在的なバグを抱えているため、問題が検出されソフトウェアの変更により対策を行った時は、バージョンアップが行われる。
また、インクリメントモデルなど徐々に新たな機能の追加を行うソフトウェアでは、定期的な機能追加のためにバージョンアップが行われる。
システム管理者はソフトウェアのバージョンアップ情報があったら、バージョンアップの内容(重要性)や、適用することでのシステムへの影響を調査しバージョンアップを行うかを判断する。
もっと、「バージョンアップ」について調べてみよう。
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