部品の受払記録が表のように示される場合、先入先出法を採用したときの4月10日の払出単価は何円か。
取引日 |
取引内容 |
数量(個) |
単価(円) |
金額(円) |
4月 1日 |
前月繰越 |
2,000 |
100 |
200,000 |
4月 5日 |
購入 |
3,000 |
130 |
390,000 |
4月10日 |
払出 |
3,000 |
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|
答え イ
【解説】
4月10日に先入先出法で3,000個の部品の払出を行うと、4月1日時点の在庫である単価100円の部品を2,000個と、4月5日に購入した単価130円の部品を1,000個が割り当てられるので、払出単価は
(2,000個×100円+1,000個×130円)÷3,000個=110円
(イ)になる。
【キーワード】
・在庫管理
【キーワードの解説】
- 在庫管理
企業において適正な在庫を持つことは重要であり、在庫に過不足があると以下のような問題がある。
- 製品在庫が不足すると、品薄になり機会損失が発生する。
- 原材料の在庫不足により、製造の停止が発生する。
- 製品在庫が多すぎると、保管料(倉庫代)が発生し、売れ残りを避けるための価格の低下が発生する。(在庫一掃セール)
- 原材料の在庫が多すぎると、保管料(倉庫代)が発生したり、余分な材料の破棄が行なわれ、調達コストが高くなる。
もっと、「在庫管理」について調べてみよう。
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