企業内情報ネットワークやサーバにおいて、通常のアクセス経路以外で、侵入者が不正な行為に利用するために設置するものはどれか。
ア |
VoIPゲートウェイ |
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イ |
ストリクトルーティング |
ウ |
バックドア |
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エ |
フォレンジック |
答え ウ
【解説】
ア |
VoIPゲートウェイは、通常の電話回線とIP電話回線をつなぐときに設置するゲートウェイ(中継装置)です。 |
イ |
ストリクトルーティング(strict routing)は、RFC2543の規則に従って動作するプロキシサーバのことです。 |
ウ |
バックドアは、侵入者が不正な行為のために設置します。 |
エ |
フォレンジック(forensics)は、不正アクセスなどコンピュータに関する犯罪が行われたときに、原因究明や法的な証拠性を明らかにするための手段や技術の総称です。 |
【キーワード】
・バックドア
【キーワードの解説】
- バックドア(backdoor)
一度システムへの侵入に成功した場合、次回から容易に侵入するために設置する裏口のことです。
侵入者はバックドアを使い、システムに侵入し、情報の取り出しや、他のサーバ(サイト)への攻撃を行います。
バックドアが見つかった場合、バックドアを完全に閉めることは困難でハードディスクのフォーマットやOSの再インストールからやり直す必要があります。
もっと、「バックドア」について調べてみよう。
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