ERPパッケージを導入して、基幹業務システムを再編成する場合の留意点はどれか。
ア |
各業務システムを段階的に導入するのではなく、必要なすべての業務システムを同時に導入し稼動させることが重要である。 |
イ |
現場部門のユーザーの意見を十分に尊重し、現行業務プロセスと合致するようにパッケージのカスタマイズを行うことが重要である。 |
ウ |
最初に会計システムを導入し、その後でほかの業務システムを導入することが重要である。 |
エ |
パッケージが前提としている業務モデルに配慮して、会社全体の業務プロセスを再設計することが重要である。 |
答え エ
【解説】
ア |
すべての業務システムを一度に移行すると、トラブルが発生したときに会社の業務が停まってしまうので、導入は段階的に行うのが現実的です。 |
イ |
ERPを導入するときは、現行業務プロセスを考慮せずに、パッケージの業務モデルに合わせて業務を再設計することが重要です。 |
ウ |
必ずしも会計システムから導入する必要はありません。 |
エ |
説明の通り、ERPパッケージが前提とする業務プロセスに、業務プロセスを再設計しないと十分な効果が得られません。 |
【キーワード】
・ERP
【キーワードの解説】
- ERP(Enterprise Resource Planning、経営資源計画)
企業全体を経営資源の有効活用の観点から統合的に管理し、経営の効率化を図るための手法・概念のことです。
経営資源を有効活用するために非常に有益な手法ですが、既存の手法と大きく異なることが多いので、実施(導入)するためには、経営トップが率先して参加することが大事です。
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