販売管理システム開発を受注したA社が、不足する開発要員(プログラマ)をB社から派遣によって補うことにした。
派遣先であるA社の行為のうち、労働者派遣法に照らして適切なのはどれか。
ア |
システム開発期間が長期になるので、B社から派遣されるプログラマの派遣期間を3年とする契約を結ぶ。 |
イ |
派遣期間中は作業負荷がかかることが予想されるので、B社に対し20才代男性の派遣を依頼する。 |
ウ |
派遣されるプログラマ候補者の業務経歴書を提出させ、書類選考によって面接の対象となる候補者を絞り込む。 |
エ |
労務管理者に詳しい担当者がいないので、責任者を置かず派遣社員からの苦情処理をB者社に依頼する。 |
答え ア
【解説】
ア |
プログラマに関しては派遣期間を3年とする契約を結ぶことができます。 |
イ |
派遣を依頼するときに年齢や性別による制限を行うことはできません。 |
ウ |
派遣先の企業が面接を行い選考することはできません。 |
エ |
派遣先企業は責任者を置く必要があります。 |
【キーワード】
・労働者派遣法
【キーワードの解説】
- 労働者派遣法
労働者派遣法は自分が雇用する労働者を、派遣先事業者と労働派遣契約を結んで、派遣先の指揮(命令)で労働させることです。
目的は派遣労働者の権利の確保と、労働者派遣事業の適正な運用になります。
なお、正式名称は「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律」です。
もっと、「労働者派遣法」について調べてみよう。
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