ほかの技法では答えが得られにくい、未来予測のような問題に多く用いられ、(1)〜(3)の手順に従って行われる予測技法はどれか。
(1) |
複数の専門家を回答者として選定する。 |
(2) |
質問に対する回答結果をフィードバックし、再度質問を行う。 |
(3) |
回答結果を統計的に処理し、確率分布とともに回答結果を示す。 |
ア |
クロスセクション法 |
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イ |
シナリオライティング法 |
ウ |
親和図法 |
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エ |
デルファイ法 |
答え エ
【解説】
ア |
クロスセクション法は、先行している他の事例から将来像を予測する方法です。 |
イ |
シナリオライティング法は、将来起こりそうな環境変化について複数のシナリオを書き、実際に発生した場合に備える方法です。 |
ウ |
親和図法は、ばらばらの情報や漠然とした問題を、言葉の意味などからグループ化して問題の本質を明確にする方法です。
新QC七つ道具の一つです。 |
エ |
デルファイ法は、複数の専門家に匿名のアンケートを繰り返し行うことで未来予測などをする方法です。 |
【キーワード】
・デルファイ法
【キーワードの解説】
- デルファイ法(delphi method)
複数の専門家に将来のことについてアンケート調査を行い、アンケート結果から最も多い意見をまとめ更にその内容について専門家にアンケートを行うということを繰り返し、意見を集約させ確度の高い予測を得る手段です。
デルファイ法ではアンケートによる“匿名の回答”と“繰り返し”が特徴です。
もっと、「デルファイ法」について調べてみよう。
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