平成22年 秋期 基本情報技術者 午前 問23

プログラムの静的解析ツールで検出できるものはどれか。

 ア  関数ごとの実行処理時間
 イ  後に使用されない変数への代入
 ウ  プログラム仕様に対応する処理の記述漏れ
 エ  用意したテストケースでは実行されなかった命令


答え イ


解説

 ア  関数ごとの処理時間は動的なデバッグツールで計測します。
 イ  静的解析ツールにより、後に使用されない変数への代入を検出することが可能です。
 ウ  処理の記述漏れは、機能テストにより検出します。(ツールでの検出は難しい。)
 エ  テストで実行されなかった命令は動的なデバッグツールのカバレージで調べます。


キーワード
・静的解析ツール

キーワードの解説
  • 静的解析ツール
    プログラムのソースコードを実行することなくチェックし、矛盾点や誤りなどの検出を行います。
    また、ソースコードが決められた規則どおりに書かれているかのチェックや、プログラムの複雑度の計測なども行います。(複雑なプログラムはバグが発生しやすい。)

もっと、「静的解析ツール」について調べてみよう。

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