デザインパターンの中のストラテジパターンを用いて、帳票出力のクラスを図のとおりに設計した。
この帳票出力ストラテジクラスの説明として、適切なものはどれか。
ア |
クライアントは、どの帳票出力ストラテジクラスがどのフォーマットに対応するかを意識せずに利用できる。 |
イ |
新規フォーマット用のアルゴリズムの追加が容易である。 |
ウ |
帳票ストラテジクラスの中で、どのフォーマットで帳票を出力するかの振分けを行っている。 |
エ |
帳票出力のアルゴリズムは、コンテキストクラスの中に記述する。 |
答え イ
【解説】
ア |
クライアントはどのフォーマットで帳票出力を行うか指定する必要があります。 |
イ |
新規に帳票フォーマットの追加は、“XX帳票出力ストラテジストクラス”を作成するだけで容易に行うことができます。 |
ウ |
クライアントがどのフォーマットで帳票出力を行うか指定するので帳票出力ストラテジストのなかで振分けは行いません。 |
エ |
帳票出力のアルゴリズムは、PDF/HTML帳票出力ストラテジストクラスの中にあります。 |
【キーワード】
・デザインパターン
【キーワードの解説】
- デザインパターン
過去に設計者が発見し積み上げた設計ノウハウを蓄積し、整理して、再利用しやすいように特定の規則に従ってルール化したものです。
多くのノウハウが「XXしてはならない。」といった内容になることが多い。
オブジェクト指向との相性がいいので、オブジェクト指向を用いた分野で利用されることが多い。
もっと、「デザインパターン」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ
|