答え エ
【解説】
EVMで
- プランドバリュー(Planned Value、PV)は、計画したその時点までに完成している作業の価値
- アーンドバリュー(Earned Value、EV)は、実際にその時点までに完成した作業の価値
- 実コスト(Actual Cost、AC)は、実際にその時点までにかかった費用
になります。
ここで、A(= EV - PV)はスケジュール差異(Schedule Variance、SV)といい、Aが0であれば計画どおりに作業が進んでいる。0より大きければ計画より良い状態。0未満のときは遅延を表していて、その値は
進捗の遅れを金額で表した(エ)ものになります。
それ以外に、EVMでは
- “EV - AC”はコスト差異(Cost Variance、CV)で、かかった費用とその費用で完成した作業の価値の差
- “EV÷AC”はコスト効率指数(Cost Performance Index、CPI)で、計画時と実際にかかったコストの乖離率
- “EV÷PV”はスケジュール効率指数(Schedule Performance Index、SPI)で、計画時と実際のスケジュールの乖離率
- “AC +(BAC - EV)÷CPI”は完成時総コスト見積り(Estimate At Completion、EAC)で、予想される完成時の総コスト
などが分かります。