平成22年 春期 基本情報技術者 午前 問33

企業の様々な活動を介して得られた大量のデータを整理・統合して蓄積しておき、意思決定支援などに利用するものはどれか。

 ア  データアドミニストレーション  イ  データウェアハウス
 ウ  データディクショナリ  エ  データマッピング


答え イ


解説

 ア  データアドミニストレーション(data administration)は、データを管理するという意味です。
 イ  データウェアハウスは、企業活動で得られたデータを蓄積し、分析して意思決定に使用します。
 ウ  データディクショナリ(data dictionary)は、DBMSのデータの意味を定義、解説したものです。
 エ  データマッピング(data mapping)は、複数のデータ間の関連付けを行うことです。


キーワード
・データウェアハウス

キーワードの解説
  • データウェアハウス(Data WareHouse、DWH)
    データを分析するために、過去の処理内容(トランザクション)を格納するデータベースのことである。
    通常の基幹系システムでは一定期間でトランザクションデータを削除してしまうが、データウェアハウスでは詳細なトランザクションデータを保持し続ける。
    企業はこういったデータから顧客ニーズの移り変わりなどを分析して、計画を立てるときに使用する。

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