データモデルが次の表記法に従うとき、E-R図の解釈に関する記述のうち、適切なものはどれか。
[表記法]
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エンティティAのデータ1個に対して、エンティティBのデータがn 個(n ≥0)対応し、また、エンティティBのデータ1個に対して、エンティティAのデータが1個対応する。 |
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エンティティAのデータ1個に対して、エンティティBのデータがn 個(n ≥1)対応し、また、エンティティBのデータ1個に対して、エンティティAのデータがm 個(m ≥0)対応する。 |
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[E-R図]
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ア |
同一の商品は一つの仕入先から仕入れている。 |
イ |
発注明細と納品明細は1対1対応している。 |
ウ |
一つの発注で複数の仕入先に発注することはない。 |
エ |
一つの発注で複数の商品を発注することはない。 |
答え ウ
【解説】
ア |
エンティティ“商品”とエンティティ“仕入先”から、一つの商品の仕入先は複数に対応しています。 |
イ |
エンティティ“発注明細”とエンティティ“商品”、エンティティ“納品明細”で見ると、一つの発注明細に対する商品は一つですが、一つの商品に対する納品明細は複数なので、発注明細と納入明細が1対1対応しているとは限りません。 |
ウ |
エンティティ“発注”とエンティティ“仕入先”から、一つの発注に対応する仕入先は一つです。 |
エ |
エンティティ“発注”とエンティティ“仕入先”、エンティティ“商品”で見ると、一つの発注に対応する仕入先は一つですが、一つの仕入先に対応する商品は複数なので、一つの発注に対して商品は複数対応します。 |
【キーワード】
・E-R図
【キーワードの解説】
- E-R図(Entity-Relationship Diagram、実体関連図)
実体(Entity)と、実体間の関連(Relationship)を図に示したもので、システム設計の最初(要求分析)に使用して、システムに必要な情報を洗い出し、データベース設計の基になります。
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