設計するときに、状態遷移図を用いることが適切なシステムはどれか。
ア |
月末及び決算時の棚卸資産を集計処理する在庫棚卸システム |
イ |
システム資源の稼動状態を計測し、レポートとして出力するシステム資源稼動状況計測システム |
ウ |
水道の検針データから料金を計算する水道料金計算システム |
エ |
設置したセンサーの情報から、温室内の環境を最適に保つ温室制御システム |
答え エ
【解説】
ア |
在庫棚卸システムには複数の状態がないので設計時に状態遷移図は用いない。 |
イ |
システム資源稼動状態計測システムには複数の状態がないので設計時に状態遷移図は用いない。 |
ウ |
水道料金計算システムには複数の状態がないので設計時に状態遷移図は用いない。 |
エ |
温室制御システムでは、センサーの情報により複数の状態があるので、設計時に状態遷移図を用います。(センサーの情報で状態が変わります。) |
【キーワード】
・状態遷移図
【キーワードの解説】
- 状態遷移図
システムとして複数の状態をもち、事象によりその状態が移る動作(状態遷移)を図にしたものです。
有限オートマトンの図が状態遷移図になります。
また、ソフトウェアの開発では状態遷移図から状態遷移表を作成することもあります。
もっと、「状態遷移図」について調べてみよう。
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