連立一次方程式
から、x の項の係数、y の項の係数、及び定数項だけを取り出した表(行列)を作り、基本操作(1)〜(3)のいずれかを順次施すことによって、解
が得られた。
表(行列)が次のように左から右に推移する場合、同じ種類の基本操作が施された箇所の組合せはどれか。
[基本操作]
(1) |
ある行に0でない数を掛ける。 |
(2) |
ある行と他の行を入れ替える。 |
(3) |
ある行に他の行の定数倍を加える。 |
|
[表(行列)の推移]
答え イ
【解説】
a〜dの操作が基本操作のどれになるかを見る。
- aは、1行目の-2倍を2行目に加えているので、基本操作の(3)である。
- bは、1行目と2行目を入れ替えているので、基本操作の(2)である。
- cは、1行目の-2倍を2行目に加えているので、基本操作の(3)である。
- dは、2行目に1/3を掛けているので、基本操作の(1)である。
したがって、同じ種類の基本操作を行ったのは aとc(イ)である。
【キーワード】
・行列と連立方程式
【キーワードの解説】
- 行列と連立方程式
連立一次方程式
を行列で表すと
になります。これを変形してx 、y を求めると
となります。
もっと、「行列」について調べてみよう。
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