平成22年 春期 応用情報技術者 午前 問38

クラスCのIPアドレスとして、コンピュータに付与できるものはどれか。

 ア  192.168.32.0  イ  192.168.32.1
 ウ  192.168.32.255  エ  192.168.32.256


答え イ


解説
クラスCのIPアドレスは第4オクテットを自由に割り振ることができる。
各オクテットは8ビットデータなのでとり得る値は0〜255であり、0はサブネットアドレス、255はブロードキャスト用に予約されているので、選択肢の中でコンピュータに付与できるのは
 192.168.32.1
(イ)である。


キーワード
・アドレスクラス

キーワードの解説
  • アドレスクラス(address class)
    アドレスクラスと利用者のネットワークの規模に応じて、IPアドレスの割り振りを行うための考え方です。
    規模により、クラスA〜クラスEがあります。
    クラス 第1オクテット 第2オクテット 第3オクテット 第4オクテット
    A 0 ネットワークアドレス ホストアドレス
    B 1 0 ネットワークアドレス ホストアドレス
    C 1 1 0 ネットワークアドレス ホストアドレス
    D 1 1 1 0 マルチキャスト用
    E 1 1 1 1 研究用
    クラスAの場合、第1オクテット(上位8ビット)が指定されたIPアドレスを取得し、第2〜第4オクテット(下位24ビット)はネットワーク管理者が管理することになります。

もっと、「アドレスクラス」について調べてみよう。

戻る 一覧へ 次へ