平成22年 春期 応用情報技術者 午前 問70

XBRLを説明したものはどれか。

 ア  企業内又は企業間で使用される複数の業務システムを連携させることであり、データやビジネスプロセスの効率的な統合が可能となる。
 イ  小売店の端末からネットワーク経由で発注を行うことで、迅速かつ正確な発注作業が実現でき、リードタイムの短縮や受発注業務の効率向上が可能となる。
 ウ  財務報告用の情報の作成・流通・利用ができるように標準化した規約であり、適用業務パッケージやプラットフォームに依存せずに財務情報の利用が可能となる。
 エ  通信プロトコルやデータフォーマットの標準的な規約を定めることで、企業間での受発注、決済、入出荷などの情報の電子的な交換が可能となる。


答え ウ


解説

 ア  EAI(Enterprise Application Integration)の説明です。
 イ  EOS(Electronic Ordering System)の説明です。
 ウ  XBRLの説明です。
 エ  EDI(Electronic Data Interchange)の説明です。


キーワード
・XBRL

キーワードの解説
  • XBRL(eXtensible Business Reporting Language)
    XMLをベースにした財務諸表などのビジネスレポートを電子化するための(マークアップ)言語です。
    XBRLで作成された財務諸表などはソフトウェアやコンピュータ環境に依存することなく利用・閲覧が行え投資家やアナリスト、監督機関などが容易に企業の財務情報を見ることが可能になります。

もっと、「XBRL」について調べてみよう。

戻る 一覧へ 次へ