平成23年 秋期 ITパスポート 問41

ソフトウェア開発プロセスにおける結合テストの実施内容として、適切なものはどれか。

 ア  LANケーブルで複数のPCを接続し、ファイルの共有ができることをテストする。
 イ  PCと周辺装置をつなぐケーブルの差込口の形状を確認し、ケーブルが無理なく差し込めることをテストする。
 ウ  インターネットサービスプロパイダと契約した後、ブラウザでWebサイトが閲覧できることをテストする。
 エ  二つの単体テスト済のプログラムを組み合わせ、プログラム間のインタフェースが仕様どおりに作成され、正常に連動することをテストする。


答え エ


解説
通常、ソフトウェア開発は、開発の効率や保守性、流用性を考慮して複数の部品(この部品を「プログラム」や「モジュール」、「関数」と呼びます。)に分割して作成します。
そして、開発したソフトウェアは、まず部品ごとに正しく動作するか確認し(単体テスト)、その後、部品間の動作が正しいかを確認します。(結合テスト)
結合テストのあとはソフトウェア全体の機能を確認します。(システムテスト)


キーワード
・結合テスト

キーワードの解説
  • 結合テスト(joint test)
    複数のモジュール(ソフトウェア部品)を組み合わせて行うテストで、モジュール間のインタフェースが正しく動作することが目的です。
    結合テストの前工程がモジュール個々の確認を行う単体テストで、後工程はシステム全体の機能を確認するシステムテストです。

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