コンピュータで連立一次方程式の解を求めるのに、式に含まれる未知数の個数の3乗に比例する計算時間が掛かるとする。
あるコンピュータで100元連立一次方程式の解を求めるのに2秒かかったとすると、その4倍の演算速度を持つコンピュータで1,000元連立一次方程式の解を求めるときの計算時間は何秒か。
答え ウ
【解説】
問題文の
- 連立一次方程式の解を求める時間は、未知数の3乗に比例
- あるコンピュータでは、100元連立一次方程式の解を求めるのに2秒
- 4倍の演算速度を持ったコンピュータの1,000元連立一次方程式の解を求める時間
なので、これを式にすると
(2秒÷4) :100 3 = x (秒) :1,000 3
になる。
この式を解くと、
100 3× x = 0 .5×1,000 3
になり、
x = 500(秒)
(ウ)になる。
【キーワード】
・計算時間
【キーワードの解説】
- 計算時間
コンピュータの計算(処理)時間はCPUの性能以外にも、メモリのアクセス速度や、キャッシュメモリの量、他の処理の状態にも影響されます。
この問題では、単純に4倍の性能のコンピュータとなっていますが、現実の世界ではあるコンピュータの4倍の性能のコンピュータを作ることは、様々な要因が影響するので非常に難しい問題です。
もっと、「計算時間」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ
|