平成23年 秋期 基本情報技術者 午前 問7

要素番号が0から始まる配列TANGOがある。
n 個の単語がTANGO[1]からTANGO[n ]に入っている。
図は、n 番目の単語をTANGO[1]に移動するために、TANGO[1]からTANGO[n - 1]の単語を順に一つずつ後ろにずらして単語表を再構成する流れ図である。
aに入れる処理として、適切なものはどれか。

 ア  TANGO[i ] → TANGO[i + 1]
 イ  TANGO[i ] → TANGO[n - i]
 ウ  TANGO[i + 1] → TANGO[n - i]
 エ  TANGO[n - i] → TANGO[i ]


答え ア


解説
流れ図のループの前の処理「TANGO[n ] → TANGO[0]」で、TANGO[n ]の値はTANGO[0]に移っているので、ループでの処理はTANGO[n - 1]の値をTANGO[n ]に、TANGO[n - 2]の値をTANGO[n -1]に、…、TANGO[0]の値をTANGO[1]に移動する処理を順に行う必要があり、i n - 1、n - 2、…、0という値を取るなので、これを満たす式は
 TANGO[i ] → TANGO[i + 1]
(ア)である。


キーワード
・流れ図

キーワードの解説
  • 流れ図(フローチャート、flow chart)
    ソフトウェアの設計時に、ソフトウェアの処理の流れを図を使って表したものです。
    流れ図で使用する記号はJIS(日本工業規格)で定義されています。
    ただ、最近のソフトウェアの設計手法との相性があまりよくないため、近年では問題のようなフローチャートは使用されなくなっています。

もっと、「流れ図」について調べてみよう。

戻る 一覧へ 次へ