組込みシステムのプログラムを格納するメモリとして、マスクROMを使用するメリットはどれか。
ア |
紫外線照射で内容を消去することによって、メモリ部品を再利用することができる。 |
イ |
出荷後のプログラムの不正な書換えを防ぐことができる。 |
ウ |
製品の量産後にシリアル番号などの個体識別データを書き込むことができる。 |
エ |
動作中に主記憶が不足した場合、補助記憶として使用することができる。 |
答え イ
【解説】
ア |
UV-EPROM(Ultra-Violet Erasable Programmable ROM)の説明です。 |
イ |
マスクROMの説明です。 |
ウ |
EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)の説明です。 |
エ |
動作中に主記憶が不足した場合、補助記憶として使用することができるROMはありません。 |
【キーワード】
・マスクROM
【キーワードの解説】
- マスクROM(mask ROM)
記憶されている内容を消去や書換えすることのできないメモリで、IC内の配線パターンを製造時に固定にすることによって実現しています。
マスクROMは基板(装置)組立て時にプログラムの書込み作業が要らないので、製造コストを下げることが可能というメリットと、不正な書き換えを防ぐことが可能です。
もっと、「マスクROM」について調べてみよう。
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