現用系と予備系の両方をもつシステムに障害が発生したときの運用に関する記述のうち、ホットスタンバイ方式の説明として、適切なものはどれか。
ア |
現用系と同じ業務システムを最初から予備系でも起動しておき、現用系に障害が発生したときは、予備系に自動的に切り替える。 |
イ |
現用系と予備系という区別をせずに、両方を並列運用する。
どちらかの系に障害が発生したときは、それを切り離し、残りの系だけで運用を継続する。 |
ウ |
予備系には、通常は他の処理を行わせるが、現用系に障害が発生したときはその処理を中断し、業務システムを起動する。 |
エ |
予備系は、OSは立ち上げているが業務システムを全く起動していない状態で待機させる。
現用系に障害が発生した時点で、予備系に切り替え、業務システムを起動する。 |
答え ア
【解説】
ア |
ホットスタンバイ方式の説明です。 |
イ |
負荷分散システムの説明です。 |
ウ |
デュプレックスシステムの説明です。 |
エ |
ウォームスタンバイ方式の説明です。 |
【キーワード】
・ホットスタンバイ
【キーワードの解説】
- ホットスタンバイ(hot standby)
同じ構成のシステムを2系統用意して、待機系も現用系と常に同じ状態を保っておき、現用系を監視し障害の発生を検出したら、即座に待機系に処理が引き継がれるシステムです。
もっと、「ホットスタンバイ」について調べてみよう。
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