元のデータベースと同じ内容の複製データベースをあらかじめ用意しておき、元のデータベースの更新に対し、非同期にその内容を複製データベースに反映する手法はどれか。
ア |
2相コミットメント |
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イ |
クラスタリング |
ウ |
ミラーリング |
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エ |
レプリケーション |
答え エ
【解説】
ア |
2相コミットメントは、分散されたデータベースで、同時に更新を行うときに矛盾が発生しないようにするための制御方法です。 |
イ |
クラスタリング(clustering)は、複数のコンピュータを連結して、利用者から一台のコンピュータのように振舞う技術です。 |
ウ |
ミラーリング(mirroring)は、データの複製を別の場所にリアルタイムに保存することです。 |
エ |
レプリケーションは、元のデータベースと同じ内容の複製データベースをあらかじめ用意しておき、元のデータベースの更新に対し、非同期にその内容を複製データベースに反映する手法です。 |
【キーワード】
・レプリケーション
【キーワードの解説】
- レプリケーション(replication)
データベースの負荷分散機能の一つで、同じ内容のを複製(レプリカ)をネットワーク上に複数配置し、データベースサーバや通信回線にかかる負荷を軽減します。
また、データベースサーバや通信回線に障害が発生した場合にも、同じデータベースが複数存在するのでシステムが停止するのを防ぐこともできます。
もっと、「レプリケーション」について調べてみよう。
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