平成23年 秋期 応用情報技術者 午前 問50

プロジェクトの工程管理や進捗管理に使用されるガントチャートの特徴はどれか。

 ア  各作業の開始時点と終了時点が一目で把握できる。
 イ  各作業の前後関係が明確になり、クリティカルパスが把握できる。
 ウ  各作業の余裕日数が容易に把握できる。
 エ  各作業の要素を分解することによって、管理がしやすくなる。


答え ア


解説

 ア  ガントチャートの説明です。
 イ  PERT図(アローダイアグラム)の説明です。
 ウ  PERT図(アローダイアグラム)の説明です。
 エ  PERT図(アローダイアグラム)の説明です。
 問題の選択肢の内容から考えると、工程管理(進捗管理)をするためには、PERT図のほうが有効そうに思えますが、現実の工程管理ではガントチャートが主流です。
 PERT図は、プロジェクトの初期にクリティカルパス(所要日数を決定する経路)を求めるのに使う程度の場合が多いです。


キーワード
・ガントチャート

キーワードの解説
  • ガントチャート(Gantt chart)
    縦軸に工程・人、横軸に時間を配置し、工程(人)ごとの開始日・終了日といった情報を結ぶ帯で表すグラフ。
    工程に前後関係の関係がある場合には、それを示す補助線を引くこともある。
    また、予定と実績を併記して、進捗状況を一目でわかるようにすることもある。
    [ガントチャートの例]

    (上が予定で、下が実績を示している。)

もっと、「ガントチャート」について調べてみよう。

戻る 一覧へ 次へ