答え イ
【解説】
IP、TCP、UDPのチェックサムの対象とする部分は以下のようになっています。
- IP
計算の対象となるのはIPヘッダー部分になります。
- TCP
計算の対象となるのは、TCP擬似ヘッダー、TCPヘッダー、TCPペイロード(データ部分)になります。
- UDP
計算の対象となるのは、UDP擬似ヘッダー、UDPヘッダー、UDPペイロード(データ部分)になります。
※TCP/UDP擬似ヘッダーは、チェックサムの計算を行うためだけの仮想的なヘッダーデータでTCP/UDPのデータとしては存在しません。
なお、Ethernetにも同様の誤り検出としてFCS(Frame Check Sequence)があり、CRC(巡回冗長符号)で計算しフレームの末尾にセットします。