論理データモデル作成におけるトップダウンアプローチ、ボトムアップアプローチに関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア |
トップダウンアプローチでは、新規システムの利用者要求だけに基づいて論理データモデルを作成するので、現状業務の分析は行えない。 |
イ |
トップダウンアプローチでもボトムアップアプローチでも、最終的な論理データモデルは正規化され、かつ、業務上の属性はすべて備えていなければならない。 |
ウ |
トップダウンアプローチでもボトムアップアプローチでも、利用者が使用する現状の画面や帳票を素材として分析を行うのは同じである。 |
エ |
ボトムアップアプローチは現状の分析に用いるものであり、新規システムの設計ではトップダウンアプローチを使用する。 |
答え イ
【解説】
ア |
トップダウンアプローチでも現状業務の分析を行うことは可能です。 |
イ |
トップダウンアプローチ、ボトムアップアプローチに係らかかわらず、最終的な論理データモデルは正規化され、業務上の属性をすべて備えていなくてはなりません。 |
ウ |
トップダウンアプローチでは現状使用している画面や帳票を素材としません。 |
エ |
トップダウンアプローチ、ボトムアップアプローチに現状業務、新規システムといった使い分けをする必要はありません。 |
【キーワード】
・トップダウンアプローチ
・ボトムアップアプローチ
【キーワードの解説】
- トップダウンアプローチ
業務システムの上位から下位レベルに向かって詳細化を行う手法です。
業務の目的を把握し、業務の概略から詳細な作業に向かって詳細化し、システム化の内容を決定します。
- ボトムアップアプローチ
業務で現在使用している帳票類から業務システムに必要な機能を抽出し業務全体の流れを把握していく手法です。
もっと、「トップダウンアプローチ」について調べてみよう。
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