平成23年 秋期 システムアーキテクト 午前II 問6

ソフトウェア開発における分析・設計技法と、その技法における着目点の説明のうち、適切なものはどれか。

 ア  DFDを用いた分析・設計技法では、データの流れに着目する。
 イ  E-R図を用いた分析・設計技法では、事象の状態の変化に着目する。
 ウ  HIPOを用いた分析・設計技法では、対象となるオブジェクトの関連に着目する。
 エ  ペトリネットを用いた分析・設計技法では、処理機能に着目する。


答え ア


解説

 ア  DFDを用いた分析・設計技法では、データの流れに着目します。
 イ  E-R図を用いた分析・設計技法では、対象となるオブジェクトの関連に着目します。
 ウ  HIPOを用いた分析・設計技法では、処理機能に着目します。
 エ  ペトリネットを用いた分析・設計技法では、事象の状態の変化に着目すします。


キーワード
・DFD
・E-R図

キーワードの解説
  • DFD(Data Flow Diagram、データフロー図)
    情報システムのデータの流れを表現する図である。DFDは構造化設計でのデータ処理の可視化にも使われる。
    丸で囲われた要素が処理、矩形が入出力、上線と下線に囲われたのがデータファイル、矢印がデータの流れを表しています。
  • E-R図(Entity-Relationship Diagram、実体関連図)
    実体(Entity)と、実体間の関連(Relationship)を図に示したもので、システム設計の最初(要求分析)に使用して、システムに必要な情報を洗い出し、データベース設計の基になります。

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