多数のコンピュータに感染し、遠隔操作で攻撃者から指令を受けるとDDoS攻撃などを一斉に行う不正プログラムに付けられた呼び名はどれか。
ア |
ハニーポット |
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イ |
ボット |
ウ |
マクロウイルス |
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エ |
ワーム |
答え イ
【解説】
ア |
ハニーポット(honey pot)は、攻撃者の手法を調査するために、インターネット上に設置されたシステムのことです。 |
イ |
ボット(bot)は、多数のPCに感染して、ネットワークを通じた指示に従ってPCを不正に操作することで一斉攻撃などの動作を行うプログラムです。 |
ウ |
マクロウイルス(macro virus)は、ワープロソフトや表計算ソフトのデータファイルに感染するコンピュータウイルスです。 |
エ |
ワーム(worm)は、自己増殖を繰り返しながら破壊活動を行なうプログラムです。
他のプログラムに寄生することなく、活動する点が特徴です。 |
【キーワード】
・DoS攻撃
・DDoS攻撃
【キーワードの解説】
- DoS攻撃(Denial of Services attack)
インターネットを経由してサーバに大量のデータを送り、サーバが本来提供するサービスを使用できない状態にする攻撃です。
いたずら電話なども電話をかけることで業務の妨害になるので、広義のDoS攻撃になります。
- DDoS攻撃(Distributed Denial of Services attack)
複数のコンピュータから同時にDoS攻撃を行うことです。
攻撃用のプログラム(コンピュータウイルス)を仕掛けて、指定した時間や指示により一斉に対象のサーバにデータを送り、サービスを妨害します。
もっと、「DoS」について調べてみよう。
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