TCP及びUDPのプロトコル処理において、通信相手のアプリケーションを識別するために使用されるものはどれか。
ア |
MACアドレス |
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イ |
シーケンス番号 |
ウ |
プロトコル番号 |
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エ |
ポート番号 |
答え エ
【解説】
ア |
MACアドレスは、データリンク層(Ethernet)で転送相手を識別するのための情報です。 |
イ |
シーケンス番号は、TCPにおいて受信したデータに抜けがないかを確認したり、順番を並べ換えるのに使用する情報です。 |
ウ |
プロトコル番号は、受信したデータの種類(プロトコル)を識別するための情報です。 |
エ |
ポート番号は、TCPやUDPで通信相手のアプリケーションを識別するための情報です。 |
【キーワード】
・ポート番号
【キーワードの解説】
- ポート番号
TCPやUDPでの論理的な番号(アドレス)で、受信したデータをTCP(UDP)を使用するどのプログラムに受け渡すかを特定するために使用される。
ポート番号の0〜1023は一般的なプロトコル(FTP、HTTPなど)に割り当てられていて、1024〜49151はプログラム(Webブラウザ、FTPクライアントなど)によって使用され、自由に使用できるのは49152〜65535である。
もっと、「ポート番号」について調べてみよう。
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