平成23年 春期 基本情報技術者 午前 問47

設計上の誤りを早期に発見することを目的として、各設計の終了時点で作成者と複数の関係者が設計書をレビューする方法はどれか。

 ア  ウォークスルー  イ  机上デバッグ
 ウ  トップダウンテスト  エ  並行シミュレーション


答え ア


解説

 ア  ウォークスルーは、開発するプログラムの関係者が集まって、成果物の処理の流れを追いながら確認し、問題点やバグの早期発見を行う方法です。
 イ  机上デバッグは、プログラムが仕様書のとおりに動作するかを、コンピュータで動作させずに確認する方法です。
 ウ  トップダウンテストは、モジュールのテストで上位のモジュールから行う手法です。
 エ  並行シミュレーションは、作成したプログラムとテストプログラムを同じ条件で動作させて結果を比較して動作確認を行う手法です。


キーワード
・レビュー

キーワードの解説
  • レビュー(review)
    基本計画(商品企画)から設計を行い製造までの各フェーズ(ステージ)において、プロジェクトの関係者が集まり、成果物(設計仕様書、評価報告書)などを評価し、問題点を洗い出し、品質を高めるための会議のことです。
    レビューには幾つかの手法があり、それぞれに特徴があります。

もっと、「レビュー」について調べてみよう。

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