平成23年 春期 基本情報技術者 午前 問67

ある製品の設定価格と期待需要の関係が1次式で表せるとき、aに入る適切な数値はどれか。

(1) 設定価格を3,000円にすると、需要は0になる。
(2) 設定価格を1,000円にすると、需要は60,000個になる。
(3) 設定価格を1,500円にすると、需要は  a  個になる。

 ア  30,000  イ  35,000  ウ  40,000  エ  45,000


答え エ


解説
設定価格と期待需要の関係が1次式なので、設定価格をx 、期待需要をy とするのこの関係は
 y =ax +b
になる。
これを(1)に当てはめると
 0=a×3,000+b
になり、(2)に当てはめると
 60,000=a×1,000+b
になる。
この2つの式(連立一次方程式)からaとbを求めると
 a=-30、b=90,000
になるので、これを(3)に当てはめると
 y =-30×1,500+90,000=45,000(個)
(エ)になる。


キーワード
・期待需要

キーワードの解説
  • 期待需要
    製品やサービスを提供した時に、予想される需要の大きさ(個数、利用者数)のことです。
    この問題では、期待需要と設定価格の関係が1次式(比例)であるとなっています。

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