PMBOKのWBSで定義するものはどれか。
ア
プロジェクトで行う作業を階層的に要素分解したワークパッケージ
イ
プロジェクトの実行、監視・コントロール、および終結の方法
ウ
プロジェクトの要素成果物、除外事項及び制約条件
エ
ワークパッケージを完了するために必要な作業
答え ア
【解説 】
ア
WBSはプロジェクトで行う作業を階層的に要素分解したものです。
イ
プロジェクトマネジメント計画書の説明です。
ウ
プロジェクトスコープマネジメント計画書(成果物)の説明です。
エ
プロジェクトスコープマネジメント計画書(作業)の説明です。
【キーワード 】
・PMBOK
・WBS
【キーワードの解説 】
PMBOK(Project Management Body of Knowledge)
国際的に標準とされているプロジェクトマネジメントの知識体系で、IT関係以外にも、建設業、製造業などのプロジェクトに適用できるプロジェクトマネジメントの基盤です。
PMBOKはプロジェクトをプロセスの集合と考えていて、5つのグループと、9つの分野に分類しています。
プロセスグループ
プロジェクトの立上げ
プロジェクトの計画
プロジェクトの実行
プロジェクトのコントロール
プロジェクトの終了
プロセス分野
統合管理
スコープ管理
スケジュール管理
コスト管理
品質管理
人的資源管理
コミュニケーション管理
リスク管理
調達管理
PMBOKはPMI(Project Management Institute)が制定していて、PMIが認定するプロジェクトマネジメントの資格がPMP(Project Management Professional)になります。
WBS(Work Breakdown Structure)
プロジェクトマネジメントで計画をたてるときに、作業を大きな項目からだんだん細かいレベルに分解していって、管理しやすい規模の作業の集合に分解し図にすることです。
各作業を1〜2週間程度のレベルまで分解することで要員の割当てや、進捗の管理が容易になります。
もっと、「PMBOK」について調べてみよう。
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