偽装請負となるものはどれか。
ア |
請負契約の要員が業務で使用するコンピュータや開発ツールなどは請負業者側で調達し管理する。 |
イ |
請負契約の要員が発注先の事務所で業務を行う場合の規律、服装などの管理は、請負業者側で行う。 |
ウ |
請負契約の要員と発注者の社員が混在しているチームで、発注者側の責任者が業務の割振り、指示を行う。 |
エ |
請負契約の要員の時間外労働、休日労働は、業務の進捗状況などを見て請負業者の責任者が決める。 |
答え ウ
【解説】
ア |
コンピュータや開発ツールなどの調達や管理は契約内容によりますが、請負業者側で行っているの通常の請負です。 |
イ |
規律、服装などの管理を請負業者側で行うのは通常の請負です。 |
ウ |
請負契約の要員に、発注者側の責任者が業務の指示を行うと偽装請負になります。 |
エ |
請負業者の責任者が決めているので通常の請負です。 |
【キーワード】
・請負契約
・偽装請負
【キーワードの解説】
- 請負契約
業務の一部又は全部を外部に委託する方法の一つで、請負者は請け負った業務についての結果責任が発生する契約です。
業務の内容が明確になっている場合に、外部に委託するときに行われる方法です。
結果(成果)は求められますが、基本的に業務を行う場所、業務を行う時間、指揮命令などを請負元が決めることはできません。
- 偽装請負
業務委託や業務請負の契約となっているが、実態が使役であったり労働者派遣になっている状況のことです。
もっと、「偽装請負」について調べてみよう。
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