ITサービスマネジメントのプロセスにおいて、過去の履歴や構成情報などをデータベース化する目的a〜cのうち、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
a |
ITサービスに関連する構成要素の情報を常に正しく、最新の状態であるように維持管理し、必要な情報をいつでも確認できるようにする。 |
b |
過去に対応したインシデントの記録をナレッジとして蓄積し、利用者からの問合せに対する一次回答率を高める。 |
c |
過去に発生した障害の原因と対策を蓄積し、再発の防止に役立てる。 |
答え イ
【解説】
a |
ITサービスに関連する構成要素の情報を常に正しく、最新の状態であるように維持管理しないと、必要な情報にアクセスできなくなってしまいます。 |
b |
過去に対応したインシデントの記録をナレッジとして蓄積することで、利用者からの問合せに対する一次回答率を高めることができます。 |
c |
過去に発生した障害の原因と対策を蓄積することで、障害の内容を分析し再発の防止に役立てることができます。 |
したがって、 a、b、c(イ)の全てがITサービス化する目的です。
【キーワード】
・ITサービスマネジメント
【キーワードの解説】
- ITサービスマネジメント
ITサービスを提供する企業などの組織が利用顧客のニーズに合致した適切なサービス提供を実現し、その運用の維持管理ならびに継続的改善を行っていくための活動のことです。
ITサービスマネジメントを実行する為のベストプラクティスを文書化したものがITIL(Information Technology Infrastructure Library)です。
もっと、「ITサービスマネジメント」について調べてみよう。
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