ADSLにおいて、加入者宅と電話局間で利用する通信媒体はどれか。
ア |
アナログ電話回線(メタル) |
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イ |
同軸ケーブル |
ウ |
光ファイバ |
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エ |
無線(電波) |
答え ア
【解説】
ア |
ADSLで加入者宅と電話局間はアナログ電話回線(メタル)を使用します。 |
イ |
同軸ケーブルはLANの10base-2や10base-5などで使用します。 |
ウ |
光ファイバはFDDIで加入者宅と電話局間で使用します。 |
エ |
無線(電波)は、WiMAXやWi-Fiなどで使用します。 |
【キーワード】
・ADSL
【キーワードの解説】
- ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line、非対称デジタル加入者線)
一般のアナログ電話回線を用いて高速データ通信を可能にする技術で、通常の音声通信で使用しない高周波帯域を用いてデータ通信を行う。
通常の音声通話では4kHzまでの周波数帯域を使用するが、データ通信には25kHz〜1,100kHz程度の周波数帯域を使う。(使用する周波数帯によってデータ通信速度が異なる。)
音声通話とデータ通信の分離・混合はスプリッタが行い、データ通信の符号化・復号はADSLモデムが行う。(装置としてはスプリッタ機能を内蔵したADSLモデムが多い。)
ADSLの特徴としては、高周波数帯域を利用することを想定していないアナログ電話線を転用しているため、伝送特性が保障されていない。また、電話局からの距離で通信速度が出なくなる。
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