平成24年 秋期 ITサービスマネージャ 午前II 問16

システム監査を保証型で行う目的として、最も適切なものはどれか。

 ア  外部利害関係者からの信頼獲得
 イ  システム開発コストの低減
 ウ  情報システムの効率性改善
 エ  不正行為の防止


答え ア


解説
システム監査には助言型監査と保証型監査がある。

  • 助言型監査
    システム監査の対象範囲内において、監査対象から集めた情報に基づいて、システム監査人が基準と照らし合わせた結果、問題点についての解決策を提案することを目的とします。
    助言型のシステム監査を行い、システム監査人から助言をもとに、情報システムの改善を実施していきます。
  • 保証型監査
    システム監査の対象範囲内において、監査対象から集めた情報に基づいて、システム監査人が基準と照らし合わせた結果、一定の保証を与えるというものです。
    保証型のシステム監査を行い、システム監査人から保証を得ることで、基準を満たしたことになり、外部へのアピールができます。


キーワード
・システム監査

キーワードの解説
  • システム監査
    企業や自治体などの組織体の情報システムを対象とした監査のことで、情報システムの開発、運用、利用の状況を第三者が客観的に点検・評価することです。
    情報システムが複雑になり、また、業務に深くかかわり重要性が高くなっているため、情報システムの信頼性、安全性、効率性が妥当なものかを把握するために行います。

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