平成24年 秋期 ITサービスマネージャ 午前II 問25

申込みの撤回又は契約の解除に応じない旨の取引条件を告知していた販売業者からPCを購入した場合に、法令で定められた期間内であれば特定商取引法に基づく契約の解除が可能な取引はどれか。

 ア  Webサイトから、最終申込画面で取引条件を承諾して購入した。
 イ  コンピュータ専門誌の広告を見て電話で購入した。
 ウ  コンピュータ専門店舗で購入した。
 エ  自宅に訪れた営業担当者と契約して購入した。


答え エ


解説
特定商取引法では以下の形態が特定商取引として定義され、規制の対象となっています。

  • 訪問販売
  • 通信販売
  • 電話勧誘販売
  • 連鎖販売取引
  • 特定継続的役務提供
  • 業務提供誘引販売取引
ただし、Webサイトを利用した通信販売において、注文の内容・条件を「最終確認画面」に表示し、それを購入者が承諾した場合には、契約の解除ができなくなります。(ほかにも個別の例外ケースがあると思います。)


キーワード
・特定商取引に関する法律

キーワードの解説
  • 特定商取引に関する法律(特定商取引法、特商法)
    通信販売や電子商取引のように店舗を持たない販売者に対し一定の規制を課し、消費者を保護するための法律です。
    もともとは訪問販売業者を規制するための法律(訪問販売等に関する法律)ありましたが、販売方法の多様化に対応するために内容の見直しと改称が行われました。

もっと、「特定商取引法」について調べてみよう。

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