ソフトウェア開発におけるテスト技法のうち、ブラックボックステストに関する記述として、適切なものはどれか。
ア |
ソースコードを解析し、プログラムの制御の流れと変数間のデータの流れのテストを、主にプログラム開発者以外の第三者が実施する。 |
イ |
プログラムが設計者の意図した機能を実現しているかどうかのテストを、主にプログラム開発者以外の第三者が実施する。 |
ウ |
プログラムの全ての命令について最低1回は実施することを完了の条件とするテストを、主にプログラム開発者自身が実施する。 |
エ |
プログラムの内部構造や論理が記述された内部仕様に基づくテストを、主にプログラム開発者自身が実施する。 |
答え イ
【解説】
ア |
第三者によるホワイトボックステストの説明です。
ホワイトボックステストを第三者が行うことはあまりありません。 |
イ |
第三者によるブラックボックステストの説明です。(「第三者検証」と呼ぶこともあります。) |
ウ |
ホワイトボックステストの命令網羅の説明です。 |
エ |
ホワイトボックステストの説明です。 |
【キーワード】
・ブラックボックステスト
【キーワードの解説】
- ブラックボックステスト(black box test)
プログラムの内部構造とは無関係に、外部から見た機能を検証するプログラムのテスト方法です。
プログラムの入力と出力のみに着目し、様々な入力に対して仕様書通りの出力が得られるかどうかを確認する。
プログラム内部でどういった処理が行われているかは問題としません。
もっと、「ブラックボックステスト」について調べてみよう。
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