平成24年 春期 基本情報技術者 午前 問79

事業者の取り扱う商品やサービスを、他社の商品やサービスと区別するための文字、図形、記号など(識別標識)を保護する法律はどれか。

 ア  意匠法  イ  商標法  ウ  特許法  エ  著作権法


答え イ


解説

 ア  意匠法は、商品のデザインを保護する法律です。
 イ  商標法は、商品や法人などを他と区別するための文字(商品名、会社名)、図形、記号(ロゴ)を保護する法律です。
 ウ  特許法は、産業上利用できる発明を保護する法律です。
 エ  著作権法は、著作物を保護するための法律です。


キーワード
・産業財産権

キーワードの解説
  • 産業財産権(工業的所有権)
    知的財産権の中でも産業で保護すべき権利のものです。
    以前は“工業的所有権”と呼ばれていましたが、農業や商業、サービス業などについても権利を主張、保護する関係で“産業財産権”と呼ばれるようになりました。
    一般的には、特許法、実用新案法、意匠法、商標法で扱う権利を差しますが、不正競争防止法や種苗法などを入れることも多いです。

もっと、「産業財産権」について調べてみよう。

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