平成24年 春期 応用情報技術者 午前 問15

ストアドプロシージャの特徴を生かして通信回数を減らしたシステムをクライアントサーバシステムで実現するとき、クライアントとサーバの機能分担構成はどれか。
ここで、データベースアクセス層はDB層、ファンクション層はFN層、プレゼンテーション層はPR層とそれぞれ略す。

クライアント サーバ
DB層とFN層とPR層 DB層
FN層とPR層 DB層とFN層
FN層とPR層 DB層とPR層
PR層 DB層とFN層とPR層


答え イ


解説
3層クライアントサーバシステムは、プレゼンテーション層、ファンクション層(アプリケーション層)、データベースアクセス層(データ層)の3層で構成されるクライアントサーバシステムになり、プレゼンテーション層(PR層)はクライアント側、データベースアクセス層(DB層)はサーバ側、ファンクション層(FN層)は両層の間を取り持つという役割をもっています。したがって

クライアント サーバ
FN層とPR層 DB層とFN層
(イ)になります。


キーワード
・ストアドプロシージャ

キーワードの解説
  • ストアドプロシージャ(stored procedure)
    データベースに対する一連の処理を1つのプログラムにして、クライアントからは1つ1つSQL文でデータベースに要求するのではなく、プログラムを指定することでデータベースに対する処理を実行することです。

もっと、「ストアドプロシージャ」について調べてみよう。

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