デジタル署名などに用いるハッシュ関数の特徴はどれか。
ア |
同じメッセージダイジェストを出力する異なる2つのメッセージが、容易に求められる。 |
イ |
メッセージが異なっていても、メッセージダイジェストは同じである。 |
ウ |
メッセージダイジェストからメッセージを復元することは困難である。 |
エ |
メッセージダイジェストの長さはメッセージの長さによって異なる。 |
答え ウ
【解説】
ア |
ハッシュ関数で同じメッセージダイジェストを出力する2つのメッセージを見つけることは困難です。 |
イ |
ハッシュ関数ではメッセージが異なっていれば、違うメッセージダイジェストになります。 |
ウ |
ハッシュ関数で生成したメッセージダイジェストから元のメッセージを復元することはできません。 |
エ |
ハッシュ関数が生成するメッセージダイジェストの長さは固定です。 |
【キーワード】
・ハッシュ関数
【キーワードの解説】
- ハッシュ関数
与えられたデータを一定のデータの要約を出力する処理のことで、ハッシュ関数によって得られた値をハッシュ値といいます。
ハッシュ関数の特徴として「似たデータのハッシュ値は似ていない」「生成されるハッシュ値に偏りがない」「ハッシュ値から元のデータに戻せない(不可逆性)」などがあります。
もっと、「ハッシュ関数」について調べてみよう。
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