平成24年 春期 応用情報技術者 午前 問44

ステガノグラフィを説明したものはどれか。

 ア  データをコピーできないようにする技術のことをいう。
 イ  データを第三者に盗み見られても解読できないようにするため、決まった規則に従ってデータを変換することをいう。
 ウ  文書の正当性を保証するために付けられる暗号化された署名情報のことをいう。
 エ  メッセージを画像データや音声データなどに埋め込み、その存在を隠す技術のことをいう。


答え エ


解説

 ア  コピープロテクトの説明です。
 イ  暗号のサイファ(cipher、cypher)の説明です。(共通鍵暗号方式や公開鍵暗号方式はサイファになります。)
 ウ  デジタル署名の説明です。
 エ  ステガノグラフィの説明です。


キーワード
・ステガノグラフィ

キーワードの解説
  • ステガノグラフィ(steganography)
    データの暗号化の一種で、データを他のデータの中に紛れ込ませ、データそのもの存在を隠蔽することで安全を確保する技術です。
    通常のデータ暗号化(code、cipher)がデータを意味のないものに変換するのに対し、ステガノグラフィでは存在自体を隠すところが特徴です。
    ステガノグラフィの技術を応用したものに電子透かしがあります。

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