平成24年 春期 応用情報技術者 午前 問68

RFM分析において、特にR(Recency)とF(Frequency)をそれぞれ三つに分類した。
表の各セルに対する考察のうち、適切なものはどれか。

Frequency
20回以上 19〜5回 4回以下
Recency 60日以内 AA AB AC
61〜120日以内 BA BB BC
121日以上 CA CB CC

 ア  AAに分類される顧客には、2度目以降の再購入を促進する特典提示や購入のお礼状が重要である。
 イ  ACに分類される顧客には、コストを掛けてはならないので、マーケティング費用削減が重要である。
 ウ  CAに分類される顧客は、離反しているおそれがあるので、離反していないかの調査が重要である。
 エ  CCに分類される顧客に対しては、個人的なおもてなしを重視し、季節の挨拶などが重要である。


答え ウ


解説

 ア  AAに分類される顧客は、優良顧客なので個人的なおもてなしを重視し、季節の挨拶などが重要である。
 イ  ACに分類される顧客は、優良顧客化する可能性があるので、2度目以降の再購入を促進する特典提示や購入のお礼状が重要である。
 ウ  CAに分類される顧客は、優良顧客だったのに離反しているおそれがあるので、離反していないかの調査が重要である。
 エ  CCに分類される顧客は、重要視する顧客ではないため、コストを掛けてはならないので、マーケティング費用削減が重要である。


キーワード
・RFM分析

キーワードの解説
  • RFM分析(recency, frequency, monetary analysis)
    顧客の購買記録から、優良顧客を分類する顧客分析法です。
    顧客に対し次の3つの観点から指標化を行い分類します。
    • R(recency):最新購買日
    • F(frequency):累計購買回数
    • M(monetary):累計購買金額

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